中学で何となく入った写真クラブ。
40年以上前、もちろん高価な一眼レフを買えるすべも無く家にあったフジのコンパクトが愛機だった。(多分フジカコンパクト35?)
パシャパシャ写しては中学の写真クラブの暗室でモノクロ現像を楽しんでいた。
これが後の人生に大きく関わって来るとは・・・笑
〜一眼レフ入門編〜
※ペンタックスSP
高校で写真部に入って隣町の中古カメラ屋で買ったのがペンタックスSP3万円なり。
テレビで一眼レフCMを放送したのもペンタックスが初めてですかね?
「ペンタックス♪ペンタックス♪ペンタックス♪ボ〜エンだよワイドだよ♪」ってね。
自分の貯金を下ろしての高額な買い物は多分、初めてでドキドキでしたね。
まったく値段だけで選んだ一台で当然レンズはセットの50mmを一本だけでしたね。
前出のフジのコンパクトも準広角(多分38mm位)として二台持ちで撮影したっけ。
後々
・ケンコーの2Xテレコン
・シグマ 39〜80f3.5
・シグマ 135f2.8
と買いそろえました。
そうそう当時の限られた小遣いのやりくりに役立ったのは当時も新宿だけに二店舗あったヨドバシカメラ。
店舗入り口にあるガラガラと音を立てるアルミサッシのドア脇に置いてある黄色い新聞紙サイズの価格表。
ヨドバシの全ての商品の価格が小さな文字だけで、びっしりと記載された価格表でしたが、これがお昼休みや自宅での愛読紙でしたね。
印画紙、フイルム一本からお得セットまで何本入りを買うか悩んだものです。
ネットも何にも無い時代の懐かしい思い出です。^^;
お出かけ時どこにでもカメラを抱えて行くスタイルはこの頃確立いたしましたw
ちょっとこの頃を見習わなければいけない最近ですが。
さてさて中高生のころ憧れていたのはオリンパスのOMシリーズ。
中学の学研学習雑誌の一人称日記風の広告で惚れ込んで以来ノートの端にはいつもOMの落書きだらけでした。
結局購入出来たのは高校卒業後の夏でしたけどね。
卒業後
※OM-2n
やっと買ったOM-2nにタムロンの28〜50と中古で買った50f1,4。
そして前出のシグマ2本をペンタックススクリューマウントからOMマウントに交換してもらいました。
(9000円位だったかなぁ?今シグマがマウント交換サービスを始めたと話題になってますが既に30年以上前に実践していましたw)
そして
タムロンアダプトール
75~150/f3.5と増設。
当時はメカニカルシャッターも電子シャッターも分からずオートが使えた方が便利位の考えしかなかったのでOM-1とOM-2の選択は迷わなかったw)
とにかく友人の写真を写しまくった。
「お前と遊んでから写真が増えたよ」って良く言われましたね。
※OM-2sp
少し間を置いて6〜7年後に買ったのがこれ。
spはスポット&プログラムの略。
プログラムは、ほとんど使わなかったかな?
OM-4の一年後発表され残念ながらプアマンズ4みたいな扱いを受けていたと思う。
目玉のスポット測光は唯一Mモード時のみに問答無用に強制的に変わる仕様で今考えると随分無茶な仕様だがスポット測光と露出の意味を分かってるとこれが意外にも使いやすかったですね。
上位機のOM-4はスポット測光ボタンを押してスポット開始でAEロックされる、、、は何か違うんですよ。
だってスポットAEロック後に更に露出補正って二度手間じゃないですか。
スポット測光は露出補正と必ずセットで使うものですから。
(※ほとんどのカメラの露出計は『色盲で更に白と黒が分からない』話は長くなるので興味ある人はググってくださいねw)
現代のカメラのスポット測光はいくつかの露出測光モードから選択出来ますがOM-4はスポットボタンでの開始だったので同じスポットでもかなり作法が違っていますね。
スポット測光を簡単に使える様にと言うエンジニアの心配りは分からないでは無いが使い勝手はOM-2spが格段に上でしたよ、自分はね。
spならMモードで最初からスポット測光でインジケーターを見て明るい花なら+1〜2とか黒っぽい服ならマイナス2とか瞬時に出来るんです。
(これは現代のカメラでも設定出来るお作法)
更に絞り優先的にMモードを使う時はシャッター速度ダイヤルがボディーマウント部にあるOMは他社に比べて快適でした。
まぁ普段はAモード多様してましたけどw
OM-4にマルチ8点演算とシャドー&ハイライトボタンが付いていたのは、その証でしょう。
スポットをオートで使わせるのにかなり回りくどい事をしていた訳です。笑
これは4とspを使った事がある人にしか分かりづらいかなぁ。
時代はその後<多分割、評価、マルチ>測光と呼ばれる画面を多分割してコンピューターで評価される現在主流のものになって行ったわけだがこれが万能って訳じゃないのはご存知の通りです。
さて話戻ってspと同時に購入したのが伝説の神レンズ、瑞光100mm/f2。
高性能レンズは初めてだったので覗いた瞬間!これが良いレンズか〜と驚天動地^^;
ピントリングの回し心地もジワァ〜〜と適度な粘り。
もちろん、もちろん、写しても自分写真上手いじゃん!見たいな錯覚をさせてくれましたね(笑)
更に明るい50mmのf1.4の標準レンズも持っていたがモノコーティングの普及レンズとは全く別次元の写真でした。
もっとも更に後になると、そのフンワリ感がそれはそれで面白かったりするのだが。^^;
※OM-4ti(チタン)
これは結婚の間際に駆け込みで購入したものです。
なんと贅沢にも上下カバーはチタン仕様なのです。
結婚前も結婚後も相方が良い被写体になってくれたのは感謝ですね。
そして娘達も上記のカメラ達に随分世話になったのです。
以上10年はこんな感じで何の不自由も?なく過ごしたのだが・・・。
時代はオートフォーカスになって行く。。。
第二部・・・オートフォーカス編
第三部・・・デジタル編〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 の続きはあるのか?