2013/05/26

フレスコジクレー A3ノビプリントモニター「渾身の一枚」

5/1エントリー「プリント体験セミナー」の続編となります。

セミナーはいきなり衝撃的な言葉で始まります!!(笑)
「フェイスブックでイイネ!される写真がホントに良い写真?」
これはある程度写真をやって来た人なら何となく感じてる事かもしれませんね。
あれはあそこで映える瞬発力のある写真なのだろう。
アルバム、写真展、ブログ、sns、自宅の壁等々、写真にはそれぞれの居心地の良い場所があるのかもしれない。
自宅でプリントを飾ろうは良く言われいるがセミナーで吉田カメラマンが言われた「長い時間鑑賞しよう」の言葉が強く心に残った。
そしてセミナー後にフレスコジクレー対応プリンター(エプソンA3以上の顔料機)所持者にモニターの打診が。
S・R各タイプ5枚ずつ頂けるというのでもちろん道太郎さんと一緒に志願してまいりました。 (価格にすれば1万円くらいはしますからね)
 ※曰く
フレスコジクレーA3ノビプリントモニター「渾身の一枚」だそうだ。^^;
二人のあいだでは「渾身のイマイチ」のコードネームで撮影行動をいたしましたw
今年の御苗場写真展ではA4プリントを展示しましたが今回はA3を更に上回るサイズのA3ノビだ。
でも撮影時からプリントを意識するのはとても新鮮でしたよ。
さてさて「渾身の一枚」はあるのか?イマイチか?
 〜〜〜
 〜〜〜
そしてセミナーで一番心に残った「長い時間鑑賞しよう」を一番のテーマに考え自宅の床の間に掛け軸の様にディスプレイする事を想定した。
・長い時間鑑賞しよう。
・ハイライトとシャドーに面質が出る。
・柔らかい主題で背景が整理されている。
・プリントの最終鑑賞場所によって明るさを決める。
等々の特徴を生かす。
さらにセミナー後に吉田カメラマンに伺った屏風絵の水墨画。
白と黒だけで、さらに何も書いていない所にも絵が書いてあるのさえ想像させる。
思い返すとフイルム時代はリバーサルフイルムでバンバン絞りをあけて写した事もありましたっけ。
デジタルカメラになって白トビは絶対に御法度みたいに思っていたので新鮮でした。
(もちろん基本的にアート紙系限定の技法だろうが)
さてA3ノビサイズに耐える撮影はもちろん大変だがそれよりも・・・。
プリント作業含むそれ以前の画像調整はまさに試行錯誤。。。
RAW現像ソフトPhotoshop Lightroom(全くの初心者)とプリンターEPSON PX-5V(1月購入)の使いこなしはアナログ系クラフトマンの自分にはまさに青息吐息!
もっと簡単にならないものだろうか。(笑)
撮影時にすべてを完結するリバーサルフィルム時代とは大違いです。
以下はセミナーを思い返しながら、さらに本やネットでライトルームの事を調べながらの作業となりました。
暗い床の間で映える様に各色での明るさ・コントラストの調整。
水の透明感と波紋の比率を考え明瞭度、 彩度、シャープ、ノイズ等の調整。
扱いに迷った輝度の違うグリーンは光沢系用紙の方が得意なのかなとは思われました。
しかしテストプリントに使った定番エプソンマット紙は平板なのに比べフレスコジクレーは段違いの立体感の表現を見せてくれました。
まさに色が乗っていない所にも<それ以上の質感>を感じさせてくれた。
スポットライト等の指向性の光があるとさらに面質を際立たせてくれるだろう。
これは和紙、フレスコジクレー等、アート紙系の優れた特徴と言えます。
ただし欠点もある。
シャドー部、高彩度の表現の弱さやリニアでは無い階調特性しかしそれを踏まえても非常に魅力を感じます。
と言うよりも光沢系写真用紙にあまり魅力を感じなくなって来ているのですが・・・。
きっと人にあげる綺麗な写真には光沢系写真用紙を使うのかな。(笑)


今回のセミナーの趣旨を考えるとwebにデーターの画像をUPするのをためらってしまいました。
(あの場でも話題になったがエプソン・トクヤマさんは、こだわり抜いた色味や諧調そしてフレスコジクレーの面質を生かしたプリント。どうやってwebで発表するのだろうか?笑)


そして思ったのはセミナーの趣旨からは外れるかも知れないが保存性を考え遺影のプリントに最適なのではないか。
私は知人の写真を撮る機会が多く遺影に使われた(プリントは業者)私の写真に遺族の方々から感謝の言葉をたびたび頂いた事がある。
最近のお葬式で見かけるL版のスナップ写真から引き伸した遺影ほど残念なものはないと思っている。
ヘタをしたら集合写真からの引き伸ばしと思われるものさえ。
もっと家族の写真を撮ろうそしてフレスコジクレーでプリントを。
ご先祖様の写真が子々孫々残っていったら何ものにも変えられない財産ですよね。
ちょっと脱線しました。^^;l

 <結論>
プリント込みで写真を考えると写真は何倍も楽しくなる。
そして何倍も難しくなる。
そしてアナログ系クラフトマンのデジタル時代の受難はまだまだ続きそうである。

※主催 株式会社トクヤマ
※協賛 エプソン販売(株)  三菱電機(株)
※吉田繁カメラマンほか関係の皆様ありがとうございました。

参考までに?コメント欄に当日タブレットで記録したものをのせてあります。

2013/05/14

筑波8時間耐久。アルバム5個UPいたしました。

大変遅くなりましたがアルバムが出来ましたのでUPいたします。
さる5/3恒例のショップの筑波8時間耐久レースに行ってまいりました。
撮影班(通称P部)として応援を楽しませて頂きました。
そして今回は一眼レフデビューしたmuraさんも一緒で楽しさ2倍2倍(古い)^^
〜〜〜〜〜〜
さてさて川崎店、成城店、六本木店でなんと100名程の大集団!
観光バス2台と大型トラックで乗り付ける様は毎回圧巻ですね。^^;
去年の台風並の荒天とは打って変わって絶好のコンディションでカメラには優しい一日となってくれました。
逆に私たちには強い日差しでバテバテです。
3時間近くカメラ構えてるとフッとそのまま寝落ちしそうになりました。ハハ^^;
〜〜〜〜〜〜
さてアルバムの方は。。。
5個のアルバムに300枚くらいの計1500枚位となっています。
<一番トップの集合写真だけ、ほぼ原寸の大きいサイズとなっています。>
以下の約1500枚は2048ピクセルのリサイズとなっています。
何か問題があれば対応いたしますので、お知らせを願います。
表彰式の女性のアップはチョットお肌スベスベにしておいたのは内緒です。^^


約4000枚からのピックアップと編集で遅くなった事をお詫びいたします。

私の技術云々は勿論ですが写っている事が第一でピックアップいたしましたのでピンぼけブレ等の基準はかなり甘めとなっています。
さらに3種類のジャージの判別、集団の位置、私の休憩時間等で写っていない方も居るかとは思いますが本当に申し訳ございません他意はございませんのでご容赦下さい。
皆様お疲れさまでした。



・2013筑波,集合-300
準備、TT、集合写真より11:48までの301枚となります。 https://picasaweb.google.com/109726460511600729965/2013300 

・2013筑波301-600
11:48より15:01までの300枚となります。 https://picasaweb.google.com/109726460511600729965/2013301600 

・2013筑波601-900
15:01から15:59までの300枚となります。 https://picasaweb.google.com/109726460511600729965/2013601900 

・2013筑波901-1200
15:59から17:00までの300枚となっています。 https://picasaweb.google.com/109726460511600729965/20139011200 

・2013筑波1201-1486
17:00から19:37までの286枚となっています。 https://picasaweb.google.com/109726460511600729965/201312011486



2013/05/01

Ep,2「プリント体験セミナー」の続編

 5/1エントリー「プリント体験セミナー」の続編となります。


セミナーはいきなり衝撃的な言葉で始まります!!(笑)
「フェイスブックでイイネ!される写真がホントに良い写真?」
これはある程度写真をやって来た人なら何となく感じてる事かもしれませんね。
あれはあそこで映える瞬発力のある写真なのだろう。
アルバム、写真展、ブログ、sns、自宅の壁等々、写真にはそれぞれの居心地の良い場所があるのかもしれない。
自宅でプリントを飾ろうは良く言われいるがセミナーで吉田カメラマンが言われた「長い時間鑑賞しよう」の言葉が強く心に残った。 
そしてセミナー後にフレスコジクレー対応プリンター(エプソンA3以上の顔料機)所持者にモニターの打診が。
S・R各タイプ5枚ずつ頂けるというのでもちろん道太郎さんと一緒に志願してまいりました。 (価格にすれば1万円くらいはしますからね)
 ※曰く
フレスコジクレーA3ノビプリントモニター「渾身の一枚」だそうだ。^^;
二人のあいだでは「渾身のイマイチ」のコードネームで撮影行動をいたしましたw
今年の御苗場写真展ではA4プリントを展示しましたが今回はA3を更に上回るサイズのA3ノビだ。
でも撮影時からプリントを意識するのはとても新鮮でしたよ。
さてさて「渾身の一枚」はあるのか?イマイチか?
 〜〜〜
 〜〜〜
そしてセミナーで一番心に残った「長い時間鑑賞しよう」を一番のテーマに考え自宅の床の間に掛け軸の様にディスプレイする事を想定した。
・長い時間鑑賞しよう。
・ハイライトとシャドーに面質が出る。
・柔らかい主題で背景が整理されている。
・プリントの最終鑑賞場所によって明るさを決める。
等々の特徴を生かす。
さらにセミナー後に吉田カメラマンに伺った屏風絵の水墨画。
白と黒だけで、さらに何も書いていない所にも絵が書いてあるのさえ想像させる。
思い返すとフイルム時代はリバーサルフイルムでバンバン絞りをあけて写した事もありましたっけ。
デジタルカメラになって白トビは絶対に御法度みたいに思っていたので新鮮でした。
(もちろん基本的にアート紙系限定の技法だろうが)
さてA3ノビサイズに耐える撮影はもちろん大変だがそれよりも・・・。
プリント作業含むそれ以前の画像調整はまさに試行錯誤。。。
RAW現像ソフトPhotoshop Lightroom(全くの初心者)とプリンターEPSON PX-5V(1月購入)の使いこなしはアナログ系クラフトマンの自分にはまさに青息吐息!
もっと簡単にならないものだろうか。(笑)
撮影時にすべてを完結するリバーサルフィルム時代とは大違いです。
以下はセミナーを思い返しながら、さらに本やネットでライトルームの事を調べながらの作業となりました。 
暗い床の間で映える様に各色での明るさ・コントラストの調整。
水の透明感と波紋の比率を考え明瞭度、 彩度、シャープ、ノイズ等の調整。
扱いに迷った輝度の違うグリーンは光沢系用紙の方が得意なのかな?
しかしテストプリントに使った定番エプソンマット紙は平板でフレスコジクレーは段違いの立体感の表現を見せてくれました。
まさに色が乗っていない所にも<それ以上の質感>を感じさせてくれた。
スポットライト等の指向性の光があるとさらに面質を際立たせてくれるだろう。
これは和紙、フレスコジクレー等、アート紙系の優れた特徴と言えます。
ただし欠点もある。
シャドー部、高彩度の表現の弱さやリニアでは無い階調特性しかしそれを踏まえても非常に魅力を感じます。
と言うよりも光沢系写真用紙にあまり魅力を感じなくなって来ているのですが・・・。
きっと人にあげる綺麗な写真には光沢系写真用紙を使うのかな。(笑) 

そして思ったのはセミナーの趣旨からは外れるかも知れないが保存性を考え遺影のプリントに最適なのではないか。
私は知人の写真を撮る機会が多く遺影に使われた(プリントは業者)写真に遺族の方々から感謝の言葉をたびたび頂いた事がある。
最近のお葬式で見かけるL版のスナップ写真からのばした遺影ほど残念なものはないと思っている。
ヘタをしたら集合写真からの引き伸ばしと思われるものさえ。
もっと家族の写真を撮ろうそしてフレスコジクレーでプリントを。
ご先祖様の写真が子々孫々残っていったら何ものにも変えられない財産ですよね。
ちょっと脱線しました。^^;l

 <結論>
プリント込みで写真を考えると写真は何倍も楽しくなる。
そして何倍も難しくなる。
そしてアナログ系クラフトマンのデジタル時代の受難はまだまだ続きそうである。

※主催 株式会社トクヤマ
※協賛 エプソン販売(株)  三菱電機(株)
※吉田繁カメラマンほか関係の皆様ありがとうございました。

(ただあの場でも話題になった、こだわり抜いた色味や諧調そしてフレスコジクレーの面質を生かしたプリント。どうやってwebで発表するのだろうか?笑)

参考までに?コメント欄に当日タブレットで記録したものをのせてあります。
単語の羅列で誤変換有りだが当日の事を思い出します。
面白いのでそのままUPしてみました。
さて暗号は読み解けるか!^^

「プリント体験セミナー」

「フレスコジクレープリント体験セミナー」と言うものに林さんと参加して参りました。
※主催 株式会社トクヤマ
※協賛 エプソン販売(株)  
※三菱電機(株) 
1月に行われたCP+でトクヤマさんでひっそりと行われた「フレスコジクレー無料プリントキャンペーン」の継続企画です。 
その前に林さんナビゲートで浜松町に寄り道。
初めての「旧芝離宮恩賜庭園」で軽く撮影散歩を楽しみました。

 さてさて。
「フレスコジクレー」って何?
詳しくはメーカーさんのリンクを貼っておきますが乱暴ですが簡単に説明しますね。
  http://www.fresco-g.com/ 
ミケランジェロで有名なフレスコ画の技術をプリント用紙に漆喰層を塗り再現したもの。
 未乾燥な漆喰にインク(顔料プリンター専用)が乗って炭酸ガス、二酸化炭素と反応して表面に1年をかけて炭酸カルシウムの保護層をつくる。
 顔料インクは元々保存性が高いのですが、その炭酸カルシウム保護層によって顔料インクを劣化から守るそうです。
 100年の紫外線促進試験を行ったサンプルも拝見いたしました。
色褪せは比べなければ分からない程度でベース紙もしっかりしていました。
(時間が経った酸性に傾いた紙はポロポロ破れて目も当てられないですからね) 
確かに軽く百年〜数百年レベルの保存性はあると思いました。

「プリンターメーカーの言う100年プリントはアルバムに貼って閉じて保存ですからね!」 とトクヤマさんの熱い弁があった事もお知らせしておきたいと思います。笑)

 メイン講師は世界の巨木で有名な吉田繁カメラマンです。
いろいろお話をされた中で新鮮だったのが。
「フェイスブックで<イイネ>される写真がホントに良い写真?」
「その写真、自宅で1年間展示して見飽きませんか?」と問われた時でした。
今年に入ってから色々とモヤモヤ自問自答して来た部分に繋がるアドバイスだったので思わずウンウンと頷いちゃいました。 
そして三菱モニターとカラーマネージメントソフトウェアの紹介。
 要はモニターとプリント作品の明るさや色合わせです。
より少ない試し焼きでコストパフォーマンスアップをアピールしておられました。^^
 さらに!
なんと帰りはモニター要員としてA3サイズのRタイプx5枚とSタイプx5枚のフレスコジグレーを頂いてきました。
 一万円近くする高級紙なかなか買えませんでしたからルンルンですが5月中に1枚をモニターとして提出しなければいけません。
 いやいや今頃になって冷汗ものですよ。笑
https://sekine97-metalya.blogspot.com/2013/05/ep2.html