4・オートフォーカス維新の潮流に抗う/カメラ年表by自分史的な

振り返ると自分は意外に保守的で新しい物に飛びつく事は無く。
物の評価を確かめて、そして自分に必要と思う物が出て来るまで、じっくりと待つタイプだと思います。

でもα第二世代のα-7700iになって来ると、そろそろ話は変わって来そうな予感が・・・。
 測距点も増え更には動体予測フォーカスなる物まで搭載されてなんと近づいて来る新幹線にまでピントを合わせ続けると言うじゃないですか!
これにはビックリでした。

時は過ぎその後のα-7xiでは行き過ぎたフルオート化で物議をかもした頃には各社使えるAF機が出揃ってきました。
とは言え自分は横浜や鎌倉をフラフラ歩くだけだったので、まだまだ必然では無い物だったのです。
状況がだんだん変わって来たのは子供も動き回る様になって運動会やらなにやらが増えてピント合わせが大変になって来た頃。
さらに自分も世代的に結婚式が増えて来て例によってカメラマンを頼まれる機会も増えました。

自分の結婚式撮影スタイルは明るい単焦点レンズでノーストロボ+標準ズームにストロボ付き+フジのティアラって言う良く写るコンパクトカメラをポケットに最低でも三台位を持って行きました。(更に不具合の時の保険用に弟のニコン一式)

新郎新婦家族より早く式場に入り会場見回り、式場の係の方と顔合わせと質問。
準備室をへて式場から披露宴そして最後の記念ショットまでざっと数時間は写し続けていました。
もちろんのんびり食事はせずに料理も運ばれた瞬間に爆速食いw
アルコールは飲まず招待客全てを残さず写す、まさにお仕事感覚で遂行していましたよw (この辺の結婚式カメラマンマニュアルを作っておいても面白そうですね) 流石に後半は目が疲れてピント合焦率の歩留まりが気になり始めていました。
そろそろAFカメラも良いかなぁなんて徐々に思い始めてはいました。

CAPAは創刊号からず〜っと買い続けていましたし他の雑誌でも新しいカメラの勉強はしていましたがなかなかAFシステム導入の決断は大きなハードルでした。
そんな平和な日々にある事件が・・・w

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